(第2回/2)今度はNZXT H210iのケーブルバーを塗装したらしい

2021年6月1日

こんにちは!じーの(@geano57)です!

前回は塗装を剥がすところまで終わったので、今回は塗装と組み立てとなります。カラーも決まっているので塗装は割とあっさり終わりましたが組み立てに結構苦労しました・・・・それではどうぞ!

■登場カラー

下地にガイアノーツサーフェイサーエヴォホワイト。青色は前回同様、

色の源(シアン):5
色の源(マゼンタ):1
Mr.color ラスキウス空色:4

の比率で調色したものを使用します。塗る範囲が広いので別容器に多めに作っておくと安心。

模型用のエアブラシで吹いていきます。

塗装剥がしで若干黒さが残ったところがあったがきちんと白が乗ってくれるだろうか・・・・。

 

■塗装開始

H510のように持てるところが少ないため、先に裏面と側面を何度か塗り重ねて塗り終えてしまい、その後表面を塗るようにしました。

薄くでも全体が塗れたら2時間くらい放置。厚く塗ってムラになったところ、埃が乗ってしまったところは触れるくらいに乾燥していることを確認してから1000番ペーパーを軽くかけて落とし、再度塗装。

裏表それぞれ4、5回繰り返し塗りました。

残ってしまっていた黒いくすみもなんのその、白が綺麗に乗っています。ありがとうサーフェイサー。ありがとうガイアノーツ。

青も同じ工程で塗っていきます。はじめは全然色が乗っていないように見えますが、そのまま吹き続けると液垂れ、ムラにつながります。うすーく何回も塗り重ねる方がレタッチ・ペーパーがけの回数も減り近道です。

綺麗に塗れました。良いぞ良いぞ。

 

■組み立て

そもそもMini-ITXのマザーボードを持ってないのでASUS ROG STRIX B550-I GAMINGを新たに購入。

H210iはケースのフロントにUSB-Cの端子があり、マザーボードに取り付けられるのがROG STRIXだったので選択。

ここ。PCにUSB-Cのケーブルを挿すことがあんまり無い(iPhone12の充電とか?)けど使える状態にはしておきたい。あと全体的に黒っぽいのでそれも決め手。

そして持っているパーツを移植して組み立てていきます。

む、難しい、、、、スペースを狭めている分コネクタ類の取り付け取り外しが大変。ATXのマザーボードの時は

パーツ取りつけ→コネクタ取りつけ

とシンプルに組めましたが、Mini-ITXだとパーツでコネクタが隠れてしまったり、指が届かなくなるため

パーツ→コネクタ→パーツ→コネクタ

のように順番を考えて組む必要がありました。

 

■USBのコネクタ足りないね・・?

H210iはスマートデバイス搭載モデルのため、電源をとるSATAの他にUSBのコネクタを接続する必要があります。

さらにKRAKEN X53(簡易水冷ファン)もUSBのコネクタを使用します。

 

マザーボードにUSBのピン一個しかないですね!!!!!!

ので、AINEXのUSBコネクタを2股に分岐するハブを購入。これでUSBのピンが1つしかなくても2つ接続できます。

アイネックス USB2.0ヘッダー 2分配ハブ HUB-06

他の接続は大体H510の時と同じなのでなんとか接続でき、組み立て完了。一旦動作確認してみます。

よしよし普通に起動できました。NZXT CAMでケースのLEDもカラーが制御できるので、どう変化させられるか期待が高まります。・・・・ん?

認識してないね!!!!!!

調べるとAmazonのレビューでも同じような状態になったユーザーがいて、このハブでは接続はできますが制御はできないようです。

ので、NZXT純正USBコネクタのハブを購入。

中身はこんな感じ。2個どころか4個まで接続できます。使わない端子にキャップが付いているのが良いですね。電源はSATA電源ケーブルから取ります。

おー良し良し。きちんと認識していますね。

PCパーツの組み付け後の動作確認も終わったので、最後にケーブルバーの取り付けをします。

外すときとは逆の工程でスライドして取り付けます。隙間が狭く、仕切りもあるため塗膜に傷がつきやすいです。つける時だけマスキングテープで保護なりした方が良さそう。

 

■完成!

いやかっこいいわ・・・・・

完成した後、NZXT CAMで付属のLEDテープと水冷ヘッドの色を青色に設定しています。水槽のような深みのある青色がとても綺麗です。

水冷ヘッドだけデフォルトの白に光らせるのもよい。この白がとても良くて、ギラギラした白ではなく、主張しすぎず少しひんやりとした白、でも温もりが一匙あってとても美しい・・・。

使用グラフィックボードはMSI GeForce GTX 1660 SUPER AERO ITX OCでショートタイプの基盤です。長さが179mmでケーブルバーまで10mmくらい間があるので190mmくらいまでのグラフィックボードならケーブルバーを跨がずに設置できそうです。

並べて気づいたのが、H510とH210iでH210iのほうがケーブルバーの幅が広いです。

それぞれ50mm、55mm。H210iのケースのほうが小さい分ケーブルバーの占める部分が多く、塗装した効果が強く感じられます。手前に流れる青いラインが滝のようです。

横のメッシュの部分を塗らなかった事で青い部分を閉じ込めることができメリハリのある仕上がりになりました。塗って良かった・・・・。大満足!

最後に作った色変を載せて終わりにしようかと思います。

LEDテープでケース内全体の色がかなり変えられるためビビッドカラーも実現できます。

ケースファンを光らせなけば彩度が低い色で上品になりそう。ネイビーが混じったグレー(右)が高級感のある色合いですね。

 

長くなってしまいましたがH210シリーズを塗ろうかと思っている方のヒントになればと思います。それでは。

DIY

Posted by geano57