NZXT KRAKEN X53を買ってよりにこにこした話
こんにちは、じーの(@geano57)です!
以前作ったPCは調子良く動いています!時々眺めてはにこにこしていたのですがある日・・・
なんか右側に空洞があるのちょっと寂しいなぁ。そう思うようになりました。
組んだ当初は前面のクーラーを後回しにして費用を削り、角度的にも大穴が見えないので気にしないようにしていましたが一度考えると気になってしょうがありません。
なんらかの前面ファンを置いて寂しさを埋めたいところですね。
ということでKRAKEN X53という簡易水冷クーラーを買ったのでそのレビューしつつ取り付け方を残していこうと思います!
この記事は
・NZXT H510 ブラック
・ASRock B450 Steel Legend (ATXマザボ)
・msi Geforce1660 Super (ショート基盤のグラボ)
・ANTEC NE550 GOLD
・虎徹mark II
→NZXT KRAKEN X53に今から変更
という構成になります。
KRAKENのXシリーズは
X53・・・120mmのファン2個
X63・・・140mmのファン2個
X73・・・120mmのファン3個
があり(他にもありますが)、H510のケース的にはX63のほうがちょうどいいサイズ感のモデルなのですが、
・小さいケースを買った時にそのまま使い回したかった
・寸法を測っている限りではスカスカにはならないはず
という理由でX53を選択。ケースは大きめだけどX53を考えている人は、取り付けた時のスペースの空き具合なんかも見ていただければと思います。
■中身を見ていこう
本体はこんな感じ。
ポンプ部分は80mm × 80mmになっています。動画ではそう見えなかったけど意外とでかいな・・・・
と思って調べたら他の簡易水冷のポンプも似たようなサイズでした。
ラジエーターのみの厚さは30mm、ファンも含めると約55mm。
本体の他に、120mmファン × 2、intel・AMDソケットそれぞれに対応できるブラケット、本体用のケーブルとファン用の三又ケーブルが入っています。
では作業に移りましょう。
■まずは虎徹を取る
引っ掛けてある取っ手を引っ張ってから外側にずらし、取っ手とファンを外します。
あとはネジをはずしてブラケットをはずして取り外しはOK。
裏面のボードを、付属のAM4用のねじで取り付け。
取付けるとこんな感じ。
■ケースにラジエータとファンを取り付ける
ケースのねじを緩めてはずしてから手前に引っ張り、トレーを引き出します。
長いねじと短いねじを使ってファンとラジエータを取り付けていきます。
ここで結構迷いました。ファンの取り付け位置と向きが分かりません・・・。
ケース前面のファンは吸気にするのが基本のようなのでファンの裏側がケース内部に向くように設置して・・・・
①自作PCの画像を漁るとよく出てくる「魅せる」組み方だとこうなるらしい。それに従うとファンの表面が隠れるため画像の付け方だと逆。いやしかしラジエータの暖かい空気がケースの真ん中を通過していくのはありなのか・・・?
②吸った空気がそのままラジエータに行くので正しい気はする。①のパターンをよく見るだけに違和感がある。
③トレーをラジエータとファンで挟むように取り付け。個人的に空きスペースは少ないほうがいいのでこれは無し。大型グラボをつける時は適してそう。
今回はエアフローに神経を使うのはもっと温度が高くなるCPUを使ってからにするというのに頭を切り替えて②で進めることにしました。
ファン2つについているケーブルはケースに開いている穴からそれぞれケース裏側に通しておきます。
■配線
苦手な配線をやっていきます。
まず水冷ポンプに、色々空いているケーブルとUSB-Bのケーブルの2本を挿します。
ポンプについているブラケットをAM4用のに取り替えます。切込みがいくつもあるので好きな角度で取り付けられます。
別のグリスを使いたかったので、既についているものはふき取りました。光沢がきれい。
ケースに開けられている穴を考慮してポンプのチューブの取り回しやの向きを決めます。H510は右上にいい感じの穴が空いていたのでそこから背面にケーブルを出しました。
続いて背面へ。
先ほどケース裏に出したファンのコネクタを三又に分かれたケーブルに接続します。
マザーボード側のコネクタがケースについているファン(上面・後ろ面)で埋まっていたので、三又の残りに挿し替えました。
ピンが余るけど気にしません。
分かれていないほうをマザーボードのCHA_FANのピンコネクタに接続。
お次はポンプに接続したケーブルたち。
ポンプのUSB-Bのところに挿したケーブルはマザーボードのUSBのところへ。
ちっちゃいのはマザーボードのCPU _FAN2/WPのところへ。
SATA電源は電源ユニットから出ているケーブルに接続します。
セミプラグイン式の電源ユニットを使用しているので電源ユニットに付属していたケーブルを新たに接続してそこに差し込みます。
照明コントロール用のケーブルはどこにも繋がず放置。
後はポンプの四隅のネジを止めて完成です!
■いいですねぇ・・・!!
シーリングライトの目に刺さるような白ではなく、ひんやりした温かみのある(?)光具合でとても綺麗です!!
冠の部分だけ回転させ、ロゴに角度をつけることも可能です。これとブラケットの取り付け角度でポンプを自由に取り付けられます。
横顔もいけてますね~。
Cinebenchを何回か回している状態でNZXT CAMを使い温度も計測。KRAKENのほうが4~5℃くらい低かったです。
CPUID HWMonitorでも同じような結果になったので自分の環境では虎徹より冷える、ということになります。
キツすぎない色合いで、ロゴやリングの色が個別で変更できるので気分で変えて楽しんでいます。いやー買ってよかった。
今回の記事が虎徹からKRAKENに換装する人の参考にもなれば幸いです。それでは。